4分野総合分析とは

チャイルドリーフ4分野総合分析

「教育」・「心理」・「医療」・「福祉」を渡り歩いた実践経験が集約して生まれた「4分野総合分析」という視点

 チャイルドリーフでは、「4分野総合分析」という教育・心理・医療・福祉の4つの分野で利用されている知識や視点を組み合わせて分析する手法を提案しています。
 子どもや家族の成長を支える仕事をしてきた私が、4分野で実際に実践指導や研究活動を経験する中で総合的なバランスを考慮して考えられるようになったためです。

「4分野総合分析」の最大の特性は、確固たる安定性の追求。

 4分野総合分析の最大のメリットは、保護者の子育ての長所を4つの方面からしっかりと支え、各分野の専門家だけでは見落としがちな弱点やその対策を行えることです。
 弱点を補うことで子育てのトラブルに強く、子どもや家族のニーズに合わせてバランスのとれた支援を提供できます。
 4分野総合分析は地味ですが、子どもや家族の子育て全体のバランスを整え、親子の長所を生かした着実な歩みを支えることに特化しています。

「4分野総合分析」の弱点は、提供している人材がいないため、比較対象がなく体験を通じてしか評価しにくいこと

 4分野総合分析のデメリットは、4分野を渡り歩いて総合的に考えをまとめられるようになった人材が希少過ぎて見つかりにくいことです。
 特に3つ目、4つ目の分野ままで考慮するようになると、各分野の長所をお互いに消さないように丁寧に整えながら支援に織り込むことが必要になります。
「総合的」な工程の難易度が上がってきます。

 それでも、多くの方はおそらく3つめの分野に入った時点で複数分野の考え方に精通する上級専門職としての技能や経験を備えていると思います。
 そうなると、優良なスカウトが発生してしまい、また1からの勉強し直しで4つめの分野に挑戦する意味が薄れてきます。仮に、そのスカウトを断り4つめの分野まで渡ったとしても重要な職責を担うことになると、結果に満足してしまう可能性があります。
 そのため、「4分野を総合的に考える」挑戦には、多くの誘惑もまた存在し、意志を貫く理由が無ければ途絶えてしまいやすいのです。

中途半端な経歴が、本質をつく一本の槍へと進化する。

 各分野を渡り歩くという一見すると中途半端な経験もまた、貫くことでそれが一本の槍へと進化しました。
 業界のどなたとでも話せる知識と教養と実践経験があるということは、あらゆる局面の柔軟な対応とコミュニケーションを可能にします。
 すべての現場で、好例も失敗例も現場の全体的な流れを実際に自分の目で確認してきましたし、職員の本音を聴いてきたことが、教科書には記されない問題の本質を見抜く要素としても役立ちます。

一般に知られる専門家による4分野連携「大型ケース会議」を行うのは大変なこと

 また、4分野の専門家同士の連携を効果的に行いたいなら、必ず方針を取りまとめるリーダーとして、複数分野に精通したベテラン専門職が最低でも一人は含まれていなければなりません。
 さらに、各分野の専門的な技能と情報とを複合して集約していく過程に、多大な人的資源を投入することになります。その支援を受けるためには、相談者自身が各機関との連絡調整まで行い、苦労して話し合いの場を設定しなければならないのです。
 それを快く受け入れてもらうには、かなりの下準備も必要です。

 4分野連携の「大型ケース会議」を実践するには、異なる立場の視点を理解した上で方針を集約していく総合的な技能と経験、そして、何よりも折れない心と使命感が求められます。

チャイルドリーフの「4分野総合分析」は、一人で4分野の視点を集約するので労力の負担をおさえられます。
そのための下積みは20年の時を経て既に整っています。

 チャイルドリーフでは、質問紙にご回答いただいた上で、カウンセリングで一つひとつ丁寧に状況を確認することで、4分野総合分析を一人で行います。
 チャイルドリーフの「4分野総合分析」についてご質問がある場合は、初回無料相談で相談内容に合わせてご説明いたします。
 どうぞお気軽にお問い合せください。


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